占い師アタオリのきづきにっき

占い師になってからの日々の気づきや学びをしたためます

ひとり親は子どもをちゃんと育てられないのか?

 

あなたはひとり親の方ですか?

もしくはひとり親の元で育ってきた方ですか?

 

どちらにも当てはまらなかったとしても

周りにひとり親の家庭があることは

珍しいことではないですよね。

 

私自身も、娘が1歳の時に別居、

4歳の時に離婚を経験しています。

 

私は心理士として、占い師として、

沢山のママやパパ、おじいちゃんおばあちゃん

保育者や教師など、

沢山の方々の相談に乗ってきました。

 

でも、心理士でも、占い師でも、

わが子の子育ては当然悩むし、

試行錯誤もたくさんしています。

 

その中で、こんな固定概念に

ぶつかりました。

 

「ひとり親は子どもをちゃんと育てられない」

 

 

ひとり親の周りの人だけじゃないんです。

ひとり親の本人も心の奥底に

そんな不安を持っていたりするんです。

 

 

でも、気持ちはわかります。

”自分一人で育てていく”と思うと

不安で仕方ないんですよね。

 

 

結論から言うと、

ちゃんと子どもを育てることができます。

ひとり親でも大丈夫です。

 

 

ただ、そこに向かうためには

ちょっとだけ思考回路をいじる必要があります。

ちょっと視点を変えるんです。

 

 

 

実は私もその固定概念を払拭するのに

時間がかかりました…。

 

 

例えばひとり親の家庭の子ども何か問題を起こした時、

こんなことを言われやすいです。

 

「あそこはひとり親だから…」

 

 

これ、聞いたことありません?

 

この言葉こそ、

「ひとり親はこどもをちゃんと育てられない」

という固定概念が凝縮されています。

 

 

「あそこはひとり親だから…」

もっと言うと

「ひとり親だから愛情不足なんでしょ」

という言葉まで聞いたことがあります。

 

 

ちょっとひどくないですか?ww

それは単なる決めつけです~(;'∀')

 

 

 

ひとり親の家庭で何か問題があった時、

それを見ている周囲の大人たち

特に支援をする立場の大人たちは、

そんな言葉で議論を終わらせてはいけないんです。

 

というか、その言葉が出た時点で

何の議論もできていない!!

と私は心理士の時から

ずっっと思ってきました。

 

 

「ひとり親」というのはただの情報であって、

どんな支援が必要なのかを考えるための

パズルのピースの1つにすぎないのです。

 

 

ひとり親なら、

子どもを育てる人手が少ないよね。

一馬力の経済力で育てていくことになるよね。

他に頼れる親族はいるのかな。

親が病気になった時はどうしたらいいのかな。

どんな寄り添い方ができるのかな。

今何が必要なのかな。

それはお金?もの?時間?仕事?学び?

ひとり親だからこそ予測できる壁は何かな。

子どもはなにを望んでいるのかな。

 

 

ひとり親という言葉をヒントに

そんなことを想像したり、

現状を見ていくことが大事なんです。

 

 

これ、実はひとり親自身、当事者も同じなんです。

 

何か問題が起きたときに

「離婚したからいけなかったんだ」

「ひとり親だからうちの子は愛情不足になってしまったんだ」

「ひとり親だからうちの子は道を踏み外してしまったんだ」

「ひとり親だからお金がないんだ」

「ひとり親だから不幸なんだ」

 

そんな風に頭によぎってしまうことはありませんか?

正直、私は何度もありました。

 

 

そう思ってしまうことで何が怖いって、

「問題の本質が見えなくなってしまう」ことが怖いんです。

 

本当は全然違うことが原因で問題が起きているのに、

「ひとり親だから」

の一言で片づけているうちは、

何も改善しないんですよね。

 

原因を見失っているから当然です。

 

 

仮にひとり親になったことが原因だとしたら

じゃあ再婚すれば解決するの?

復縁したら解決するの?

ってことになりますよね。

 

でもそんな話ではないはず。

 

 

 

「今、何が問題なんだろう?」

「この出来事の原因はどこにあるんだろう?」

それをしっかりと見つめる視点を持ってください。

 

 

 

ひとり親になった原因は

離婚、死別など様々な事情があると思います。

 

でもその状況になったのだから、

「幸せになろう!子どもをしっかり育てていこう!」って

どこかで覚悟したことがあるはずなんです。

 

 

ただ、弱気になった時に

ちょっとその覚悟が揺らいでしまうことがあるんですよね。

 

 

もし迷いが出たら、シンプルに考えてください。

「今日、自分が笑って過ごすこと」

「今日、子どもと笑って過ごすこと」

 

もうね、それだけです。

笑ってたらなんとかなります。

その一日一日を積み上げていってください。

 

実際なんとかなりますから。

大丈夫です。

 

 

もう一つ大事なこと。

それは「ひとりで育てていこう」と思わないことです。

 

困ったらヘルプを出しましょう。

行政でも民間でも、

ヘルプを出すところは沢山あります。

 

あなたのヘルプを待っているところが

沢山あります。

 

変な固定概念なんてなく、

話を聞いてくれる人が必ずいます。

 

ヘルプを出すのを恥ずかしがらなくていいんです。

こんなことで相談していいのかななんて

思わなくていいんです。

 

ヘルプの出し方を知らない。出す先を知らない。

それは実はすごく損をしています。

 

逆にそれを知ることができた人は運がいい人です。

 

何よりヘルプを出せるというのは

生きる力があるということです。

前を向いている証拠です。

だから運も良くなっていきます。

 

困ったらたくさん笑って、

たくさん調べて、

たくさんヘルプを出してくださいね。

 

 

子どもはあなたの頑張る姿をちゃんと見ています。

あなたが子どものために必死なこともちゃんと感じています。

 

それをどうして愛情不足と言えるでしょうか?

愛情でしかないじゃないですか(^^)

 

 

苦しいことも一緒に乗り越えられます。

実は親の方が子どもに支えられているんです。

だから子どもはしっかり育っていきます。

きっとすでにしっかり育っています。

 

 

だから何かあった時に

「ひとり親だから」の一言で

片づけないようにしてくださいね。

 

 

私もまだまだ子育て真っ最中。

悩みや困りごと、感じたことを共有し、

一緒に乗り越えたり、

何か少しでも力になれたら幸いです。

 

 

 

本日も最後までお付き合いいただき

ありがとうございました☆

 

 

皆さまのお幸せを心より願っています。

 

きっとうまくいく♡

応援してます!!

 

 

 

 

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