本業を辞めることになったきっかけ

私の本業は心理士。（もうすぐ辞めるやつ。）

子どもの発達を専門に、

発達障がいを抱えるお子さんに関わったり、

その保護者の育児相談に乗ったりしていた。

以前は保護者が子どもとの関わり方を学ぶ

プログラムの講師をしたり、

学校や保育園にも巡回相談で

お邪魔したりして、先生方の悩みや

大変さを伺ったりも。

心理職としては

本当にやりがいを感じて働いていたし、

研修やケースや先輩方から学ぶのも

全部楽しかった！

じゃあなんでそれを辞めるのかって。

決め手となったのは大事な大事な

一人娘の一言。

「ママ早く仕事やめてよ！！」

これだった。

福祉業界は常に人手不足。

シングルマザーの私は、なるべく仕事は

平日のみを希望していたんだけど、

人がいないとやっぱり土曜も

仕事になることがあって。

それが続いたときに娘が爆発！！

その時、「あれ？私、娘と幸せになるために

離婚して娘のために働いてるのに、

全然幸せにしてあげられてないじゃん。」

と思った。

でも、実際のところ元々転職は考えてた。

娘が朝おなかを壊して辛そうにしていても、

無理に登校させて仕事に行く。

仕事ではわが子ではなく

別の子と接して笑っている。

この現実が切なくなってしまった。

娘に無理させて、自分は他の子みてて、

何やってんだろう…って。

何度か職場に連れて行くしかない時もあった。

みんな受け入れてくれたけど

やっぱり迷惑かけてしまっていると感じたし、

娘に十分かまってあげられないから

どっちも中途半端になった。

そもそも、娘が就学のタイミングで

引っ越しをしたもんだから

新しい環境に慣れるまでは

毎日娘が泣いていて、

それを見ていて私まで辛くなって

隠れて泣いていて…。

そんなこんなで転職は

結構前から考えていたから、

娘の一言は〝私の背中を押してくれた一言“

だった。

娘に背中を押してもらって、

やっと辞める覚悟ができた。

そして１月末、退職の意を会社に伝えた。

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