本当の自己肯定感とは？

最近【自己肯定感】という言葉をよく聞きませんか？

子育ての分野ではもちろん、

恋愛、人間関係、ビジネス、スピリチュアル、

自己啓発の分野など、

実に様々な分野で話題になりますよね。

では、その【自己肯定感】とはなんでしょうか。

自分の良い所を認められる力でしょうか。

自分のすごい所、人より優っているところを

好きになる力でしょうか。

実はこれではちょっと意味がズレているんです。

今挙げた、いい所（のみ）を認めるのは

『自己愛』です。

本当の【自己肯定感】とは

❝自分の良い所だけでなく、駄目なところも含めて認められる力❞

のことなんです。

要はありのままの自分を無条件に受け入れて

肯定してあげられるということですね。

どちらが良いとか悪いとかではないんですが、

『自己愛』だけでは

生きづらさを感じたり、

どこかで自分を認めきれない感覚が残ります。

良い所だけを認める、というのは

完璧な自分しか認められない、

ということにつながる可能性があります。

それはナルシスト的であり、

完璧主義的であるわけです。

世の中、白黒はっきりしていることなんて

ほとんどなくて、

グラデーションのように

グレーゾーンを持ち合わせていることが

ほとんどです。

そんな中で生きていくと

『自己愛』だけでは乗り切れない課題が

いくつもやってくるのです。

ただ、自己評価があまりにも低い場合は、

自分の良い所を認めるというのは

シンプルでわかりやすいでしょう。

カウンセラーなどと一緒に

自分の良い所探しをするワークも

世の中には多数存在しています。

まずは自分の良い所を探して

それを好きになる、認めることができたら

次に駄目なところも含めて

好きになる、認めることができると

いいのではないでしょうか。

では、駄目な部分も認めるというのは

どういうことかというと、

「苦手なことがあってもいい」

「できないことがあってもいい」

「それも自分」

と思えることです。

認めた上で、成長意欲がわいてきたら

それに取り組めばいいのです。

完璧な人間なんていないわけですが、

完璧じゃないと人間としての価値が

ないわけじゃないですよね。

むしろ完璧じゃないからこそ

人と補い合ったり、支え合ったりできるんです。

人の気持ちがわかったり、

自己開示をすることにもつながりますよね。

 なにより、【自己肯定感】が高いと、

レジリエンス（壁にぶつかった時の立ち直る力）

も高くなります。

『自己愛』と【自己肯定感】

似ているようで違うこの２つを、

うまく使い分けながら高めていけたらいいですね。

これからの人生きっとうまくいく。

応援してます！！

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